普通のヘム鉄サプリと医療用のヘム鉄サプリの違いは何？
鉄欠乏症で悩まれている方はたくさんいらっしゃいます。
若い時の無理なダイエットや、食生活の乱れ、変化によって
鉄欠乏症患者が急激に増えたことも原因の一つです。
現在、日本では女性の10人に1人が鉄欠乏症、
もしくは鉄欠乏症予備軍と言われているほど。
貧血といえば、立ちくらみや顔色の悪さ、めまいですが、
その諸症状がないからと言って貧血とは無縁だと考えていませんか？
実はこの上記の症状はごくわずか。
実際の貧血症状では圧倒的に
「倦怠感」、「疲れやすさ」、「息切れ」が多いのです。
というのも、鉄欠乏症貧血というのはその名前の通り、
鉄分が体内に不足しておこる疾患の事。
鉄分の役割は、赤血球の一部である赤いヘモグロビンを作ること。
ヘモグロビンの材料が鉄なのです。
ヘモグロビンが少なくなるとどうなるでしょう？
ヘモグロビンは酸素とくっついて、
体中に酸素を運ぶ大切な役割を持っています。
鉄欠乏症貧血とは、つまり体内が酸欠状態に陥っているということ。
わかりやすくいえば、スポーツ選手のように
高地トレーニングをしているような状態です。しかも常に。24時間…
だから疲れやすいし、息切れがすぐしてしまうのですね。
鉄分の大切さがわかったところで、鉄欠乏症貧血の対策を教えます！
予防、貧血改善のために、食生活の改善をし、鉄分を多めに摂る。
とは言っても、貧血の人がヘモグロビン値を通常値まで持っていくには
どのくらい食べないといけないか知っていますか？
妊娠していない女性で1日12mg。
妊娠すると15mgになり、なんと妊娠後期には28mgもの鉄分が必要になります！
例えば食事で28mgの鉄分を摂ろうと思うと、
鰯なら約40匹！
とても食べられるものではありません。
そこで、貧血、もしくは貧血気味の人は鉄分サプリメントで補う必要がある、
というわけです。
では市販のヘム鉄サプリと、
医療用ヘム鉄サプリの違いは一体何なのでしょう？
「品質とヘム鉄の量」
これにつきます。
医療用のヘム鉄サプリには豊富にヘム鉄が含まれています。
また吸収よく、体に負担がでないように、
鉄の周りをたんぱく質で覆う配慮がされています。
市販のヘム鉄サプリは、価格が安いものから高いものまで
いろいろと選ぶことができます。
そのため価格がやすいものは「ヘム鉄」と書いてあっても、
ヘム鉄はほんの少しであとは非ヘム鉄配合だったりすることも！
その点医療用は天然成分を使い、規格基準に合格した工場のみで
作られている安心感があります。
医療用ヘム鉄サプリと病院で処方される鉄剤はどう違うの？副作用は？
医療用ヘム鉄サプリと、病院で処方される鉄剤は全く違います。
処方鉄剤は薬扱いですが、サプリメントは医療用といえど、食品です。
また中身も、処方鉄剤は「ヘム鉄」ではなく「非ヘム鉄」
吸収率は悪いですが、医師の指導の下処方されるものなので、
1錠に鉄分50mgと含有量が大変高くなっています。
また、副作用は、処方鉄剤が高濃度の非ヘム鉄なのに対して、
医療用サプリは「ヘム鉄」であり、食品ですから濃度も低く、
消化器官への影響は大変低いと考えられます。
そのため副作用は医療用ヘム鉄サプリの方が、
圧倒的に少ないです。
ただ、体質等もありますから、全ての人に副作用がでない、
ということはありません。
医療用ヘム鉄サプリの気になる価格は？保険は適用される？
さて、病院で処方してもらえる（売ってもらえる）
医療用ヘム鉄サプリですが、保険は適用されるのでしょうか？
病院でくれるのだから…？
と思うかもしれませんが、薬とは違うのでこれは全額手出しです。
辛いところです！
クリニックによっても価格帯に違いはありますが、
1か月6000円～というところでしょうか。
おすすめの医療用ヘム鉄サプリメントはこれ！いくつかご紹介
医療用ヘム鉄は基本的に医療機関でしか手に入りません。
そのため高品質を保証されるのですが、
よく使用される医療用ヘム鉄サプリにMSS社のサプリがあります。
これはヘム鉄が豊富に入っているうえに、
鉄分を吸収するときに手助けをしてくれる特に大切なミネラルや栄養素を
バランスよく配合しています。
また、GMP認定の工場で作られているため品質も確かです。
その他、医療機関向けですが、ネットなどで手に入れることのできる
Ｄフォーミュラﾉヘム鉄もおすすめです。
医師監修のもと作られているこのヘムテツサプリは、
高品質の身体に優しいヘム鉄サプリになっています。
医療用のヘム鉄サプリは市販のものよりも濃度が高く、
吸収率が良いので、自己判断での過剰摂取には気をつけてくださいね。
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