ジャクソンホール会議とは？　2024年パウエルFRB議長の発言

ジャクソンホール会議とは

アメリカ合衆国ワイオミング州のジャクソンホールで毎年8月に開催する経済政策のシンポジウムのことです。

世界各国の中央銀行総裁や政治家、学者などが参加し、世界経済や金融政策について議論を交わします。

2024年のジャクソンホール会議はいつ？

2024年は8月24日から26日まで開催されます。

2024年のジャクソンホール会議では、パウエル氏が９月の利下げを正当化するほどインフレが落ち着いたと認識しているかや、失業率上昇を受けて9月に利下げを行う可能性があるかどうかが注目されていました。

2024年のジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言

• 政策調整の時が来た
• われわれは労働市場のさらなる冷え込みを求めることも歓迎することもない

という旨を発言しました。

パウエルFRB議長は、7月9日の議会証言の時点で米国経済は「もはや過熱していない」と述べ、FRBが利下げを探る局面に入ったことを示唆していました。出典はこちら。

パウエルＦＲＢ議長のジャクソンホール講演要旨はこちら。

ジャクソンホール会議後のドル円の推移

やや円高方向に振れています。

ジャクソンホール会議後のS&P500指数の推移

8月24日の時点で上がっています。