マイクロチップは顔も指紋もいらない生体認証
マイクロチップは顔認証でも指紋認証でもない生体認証です。
体に埋め込むことで(オフィスの入室などの)認証に使うことができます。
アイデンティティ認証プラットフォームを展開するQuwak Inc.の合田瞳CEOがマイクロチップを体に埋め込んでいることで日経ビジネスの記事で取り上げられ、話題になりました。

Quwak Inc.公式サイトはこちら。https://quwak.com/
アイデンティティ認証プラットフォーム「Quwak Me」は、フィジカルに存在する肉体に紐づくアイデンティティと、インターネット空間に存在する「デジタルアイデンティティ」を一致させる認証プラットフォーム、とも表現されています。
手にインストールして認証を行うマイクロチップの販売と、そのインストールサービスも今後提供予定のようです。
未来感がすごくてわくわくしますね。
CEO合田瞳氏は体のどこにマイクロチップを埋め込んでいる?
両手の親指と人差し指の間に人体用マイクロチップを埋め込んでいるようです。
右手のものは光るらしいです。
合田瞳氏の経歴
合田瞳氏はQuwak(東京・渋谷)代表取締役CEOです。
2002年生まれ(2023年10月時点で21歳)愛媛県出身
2018年 新居浜工業高等専門学校(愛媛・新居浜市)に入学
2020年 手のひらにマイクロチップを埋め込む
2023年 新居浜工業高等専門学校退学
2023年6月 Quwakを起業
Quwak Inc.の会社概要
社名 | Quwak Inc. |
所在地 | 〒799-0101 愛媛県四国中央市川之江町4061-26 |
代表者 | 代表取締役CEO 合田 瞳 |
資本金 | 300,000円 |
事業内容 | アイデンティティの認証プラットフォーム『Quwak Me』の開発 生体埋め込み型マイクロチップの販売 |
マイクロチップを体に埋め込むことの安全性は?
人間のほうではまだ情報が見つからなかったものの、動物による臨床実験で安全性が証明されているようです。
装着の方法は、一般的な皮下注射とほとんど変わらないため、動物への負担はそれほどないとされています。
また、装着されたマイクロチップが動物の体の中を移動しないように表面に特殊な加工を行うことで、安全性についても、さまざまな臨床試験が行われて証明されています。
参考にした日本獣医師会記事:http://nichiju.lin.gr.jp/aigo/index.html
参考情報:犬と猫のマイクロチップ情報登録
人間に先立って、令和4年6月1日からすでに「犬と猫のマイクロチップ情報登録」制度が開始されています。
令和4年6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化されました。
つまり、ブリーダーやペットショップ等で購入した犬や猫にはマイクロチップが装着されており、飼い主になる際には、ご自身の情報に変更する必要があります。
また、他者から犬や猫を譲り受けて、その犬や猫にご自身が獣医師に依頼してマイクロチップを装着した場合には、ご自身の情報の登録が必要になります。
詳しい情報はこちら。https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html
まとめ
マイクロチップは未来の認証方法としてどんどん身近な存在になって来そうです。
体に埋め込まれたマイクロチップで認証しオフィスに入室することが一般的になる日が来るかもしれないですね。
Quwak Inc.の今後の躍進も追っていきたいと思います。
