OpenAI(オープンエーアイ)とはアメリカのAI(人工知能)の研究・開発を行っている企業です。 話題のChatGPT(チャットジーピーティー)や、音声データから文字起こしをしてくれるwhiper(ウィスパー)を持っています。
この記事ではOpenAI社について詳しく解説します。
OpenAI社とは?
OpenAI社は、2015年に設立された非営利団体で、人工知能(AI)技術の研究、開発、応用を行っている革新的な企業です。
ChatGPTの会社、というのが一番馴染みがあるでしょうか。
AIの進歩が社会やビジネスにもたらす潜在能力を追求し、それを実現するためのさまざまなプロジェクトに取り組んでいます。
出典はこちら
OpenAI社の事業内容は?
OpenAI社の主な事業内容は、AIの研究開発とその応用に関する取り組みです。
大規模なデータセットや高度なアルゴリズムを使用して、自然言語処理、画像認識、機械学習などの分野でAIの能力を向上させています。また、AIによる音声合成や自動運転など、さまざまな領域での応用も追求しています。
- ChatGPT(対話型AI)
- whisper(音声文字起こし)
- DALL・E(画像生成)
また、Microsoft(マイクロソフト)との協業で、OpenAIの技術提供をしています。
- Bing AI – 検索エンジンにチャットボット(対話型人工知能)を組み込んだもの
- Microsoft Bing Image Creator
- Microsoft Designer
- Windows Copilot
- Microsoft 365 Copilot – Microsoft Office提供
- Dynamics 365 Copilot
- Copilot in Microsoft Fabric
- GitHub Copilot – プログラミング用
- Azure OpenAI Service
マイクロソフトのサービスと ChatGPT でプラグインは共通で利用可能です。
OpenAI社のビジネスモデルは?
OpenAI社のビジネスモデルは、いくつかの要素で成り立っています。
まず、同社はAI技術の研究においてリーダーシップを発揮し、最先端のアルゴリズムやモデルを開発しています。これにより、企業や研究機関に対してライセンス料やサービス料を提供することで収益を得ています。
さらに、OpenAI社はAIの利用に関する製品やサービスも提供しています。たとえば、AIを活用した自然言語処理APIや画像認識サービスなどがあります。これらの製品やサービスを企業や開発者に提供することで、収益を上げています。
記事冒頭で申し上げたChatGPTやwhisperがこれにあたります。 ChatGPTは有料版だと月額20ドルとなっています。 有料版だとOpenAIの最新言語モデル(無料版よりスペックの高いもの)である「GPT-4」が利用できます。 また、無料版のChatGPTではAPIというプログラム連携するための技術に使用制限がありますが、有料版のChatGPT Plusでは使用制限が緩和されます。
また、OpenAI社はAIの民主化と社会的責任を重視しています。彼らはAIの技術が公平で包括的な形で利用されることを目指し、そのためのリサーチやイニシアチブにも積極的に取り組んでいます。
さらに、彼らはオープンソースのプロジェクトやコミュニティの支援にも力を入れており、AI技術の進歩を広く共有することを目指しています。
OpenAIは上場しているの? OpenAIの株価は?
OpenAI社は上場していません。よって株価は現状わかりませんが、上場した際は高値がつくと思われます。
こちらの記事によると近い将来に上場する計画はないとのことです。
OpenAI社ではありませんが、サム・アルトマン氏が会長を務める米新興企業の「オクロ」はニューヨーク証券取引所に上場することを2023年7月11日に発表しています。
OpenAIは破産の可能性があるの?
OpenAI社は躍進を続ける一方、破産の可能性も報じられています。36KrJapanによると、2024年末までに破産する可能性があるとのことでした。理由は、十分な収益を上げられていないことやChatGPTのアクセス減少を上げています。
出典:https://36kr.jp/247145/ 2023年8月22日
OpenAIの日本支社(日本法人)はあるの?
2024年3月時点ではOpenAI日本法人はありません。
ですが、NHKによると2023年4月10日にサム・アルトマンCEOが岸田総理大臣と面会した際に日本に事業拠点を設ける意向を明らかにしたとのことです。
また、2024年4月中にアジア初のOpenAIの日本拠点を立ち上げるとの報道がありました。
以上が、OpenAI社の企業情報や事業内容、ビジネスモデルです。同社はAI技術のリーダーとして、革新的な研究と製品開発を通じて、人々の生活やビジネスの向上に貢献しています。
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