今回は、Googleスプレッドシートで文字を入力した際にセルの色が変える方法について説明します。
この方法を知っていると、入力不可のセルに文字が入ったときに色がつくようになったり、逆に入力必須のセルに文字を入力したら色が消えたり、応用編では作業状況によって行の色を変化させたりすることができるようになります。
では早速、基本から説明していこうと思います。
入力したらセルの色を変える方法
例えば、以下のような場合の時、必要事項が入力されたらセルに色がつくように設定します。
まずは、色がつくようにしたいセルをクリックします。1つのセルでも、範囲でセルを指定しても大丈夫です。
今回は範囲でセルを指定したいと思います。
色をつけたいセルを選択したら、「表示形式」→「条件付き書式」と選択していきます。
すると、以下のように右側に、「条件付き書式設定ルール」というものが出てきます。
「範囲に適用」の部分に、指定したセルが入っていることを確認します。入ってなかった場合は、四つの四角が書いてある箇所をクリックすることで、修正できます。
セルの書式設定の条件を選択できますが、今回は入力したら色がつくように変更したいので、「空白でない」を選択します。
色を変更したい場合は、上の方にある「カラースケール」を選択し、色を選んでください。
この後、「完了」を押すと、以下のように入力したら色がつくように設定が変更されているようになります。
入力してほしいセルに色を付けて、入力したら色を消す方法
先ほどは、入力したらセルの色が変わる方法を説明しましたが、今度は入力してほしいセルに色をつけておいて、入力が終わったら色を消す方法を説明します。
前章で説明したものの続きにはなりますが、「条件付き書式設定ルール」を出します。
その後、前章では、セルの書式設定の条件について「空白でない」を選択していましたが、今回はここを「空白」に変更するだけです。
そうすると、以下のように入力が終わっているセルは色が消えるようになります。
特定のセルが条件を満たすと行に色がつく方法
次は、特定のセルに条件を満たしたとき、行に色がつく方法について説明します。
以下のような場合、例えば、状況に「対応中」や、「対応済み」などと入力することってありますよね。
そんな時、対応済みになったら色が変わっていたらパッと見てわかりやすいと思いませんか?
今回はそのような方法を説明していきたいと思います。
こちらも、①、②と同様、「条件付き書式設定ルール」を出します。
その後、「セルの書式設定の条件」を「カスタム数式」に変更し、その下にある入力欄に
「=$C1=”対応済”」と入力します。
すると、以下のように「対応済」と入力されたセルには色がつくようになります。
いかがでしたでしょうか。
このように、何かを入力したら色がついたり、消えたりする設定をしておくことで、入力漏れも減りますし、最後のように対応しているのか、していないのか、一目でわかるようなスプレッドシートを作ることができますね。
今回説明した方法を使って、わかりやすいスプレッドシートの使い方をしていきましょう。
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