本記事ではスプレッドシートを使用して、家計簿を作成する方法を紹介します。家計簿帳を毎回書くのは大変、書けば書くほど量が多くなり、見返すのが大変になるといった経験はないでしょうか。そういった課題解消方法の一つとして、スプレッドシートで家計簿を作成するといった方法もとることが出来ます。今回はスプレッドシートで家計簿を作成していこうと思います。
目次
家計簿に必要な情報
初めに、家計簿に記載する内容を決めていきます。家計簿では特に支出項目が大事ですので、支出項目を洗い出してみました。
【項目】
■固定費
- 住宅費 家賃、住宅ローン、管理費など
- 水道光熱費 水道代、電気代、ガス代
- 通信料 インターネット接続料、携帯電話代、固定電話代など
- 保険料 生命保険、医療保険、学資保険、個人年金など
- 車両費 車のローン、駐車場代、車検代、自動車税、自動車保険料など
- 保育料、学費 保育園・幼稚園の費用、小学校・中学校・高校・大学の費用など
- 習い事 子どもの塾や習い事の月謝、自分や家族のカルチャースクール等の月謝など
- 交通費 通勤や通学のための定期代など
- 小遣い 夫、妻、子どもの小遣い
- その他 新聞購読料、ウォーターサーバーレンタル料、ジム代など
■変動費
- 食費 食料品代、外食代など
- 日用品費 掃除道具や、ティッシュペーパーなどの日用品、消耗品代など
- 医療費 医薬品代、通院費、入院費など
- 子ども費 教材代、文具や書籍代、部活動や習い事の雑費など
- 被服費 洋服などの購入、クリーニング代など
- 美容費 化粧品購入や美容院代など
- 交際費 飲み会代、お祝いのプレゼント代、ご祝儀など
- 娯楽費 書籍の購入や映画鑑賞など
- 雑費 その他の少額な出費
【引用先】https://www.egmkt.co.jp/column/consumer/20210506_EG_064.html
家計簿をスプレッドシートで作成する
1. 変動費と固定費の項目を基に、予算と実費、差額の表を作成します。
2. 支出や残った額、表の中にある差額のセルに数式を入れ込んでいきます。
- 支出:変動費(実費:C15)の合計+固定費(実費:H15)の合計
- 残った額:収入合計(A2)-支出(B2)
- 差額:実費-予算額
ここまで作成完了したら、各項目の予算と実費を入力していきます。実際入れてみると、下図のような形になります(入力した数字に意味はありません)。より詳細に管理したい場合、毎月の収入・支出の推移グラフ等を作成してもよいかもしれません。
スプレッドシートで家計簿をつくる方法まとめ
今回の記事はスプレッドシートで簡易的な家計簿を作成する方法を紹介しました。家計簿帳で毎月作成していくと、量でかさばっていきますが、スプレッドシートであればかさばる心配もありませんので、管理も楽になります。家計簿の電子化を考えられている方は、スプレッドシートで管理も視野にいれてみてください。
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